美容整形クリニックなどでも、フェイスリフトの目的で行われている金の糸ですが、「なぜ金の糸なの?」
と思われる方もいらっしゃるでしょう。金は昔から医療と深い関わりを持ち、古代エジプト時代には
すでに若返りの治療に用いられていたといいます。中国でも古くから万能薬として使用されていたという
記録が残っているほどで、現代においても免疫抑制作用、代謝伝達物質の遊離抑制効果や坑炎症
作用などが認められ医療において用いられています。現在、美容整形で行われている金の糸は、
1969年フランスで、すでに開発されていました。しかし当時、ジーン・コークス博士が開発した金の糸に
よる美容術は認知度が低く、以降も技術の開発や改善を繰り返していたようです。現在の美容整形で
行われる金の糸の原形になっているのが、1992年、オレネス.Pの開発でした。以降、施術の効果が広く
認められるようになり、日本には1999年に導入されることとなったのです。美容整形クリニックで、
アンチエイジングの目的で行われている金の糸ですが、「金の糸でなぜ若返るの?」と不思議に
思われる方も多いでしょう。金の糸は、美容整形の施術によって顔のたるみなどの気になる部分に
埋め込まれます。この埋め込まれた金の糸に、術後2〜3週間でマクロファージや繊維芽細胞が
集まり、コラーゲンや毛細血管の生成が始まります。そのため、次第に栄養の吸収が良くなり、
新陳代謝が活発になります。肌はターンオーバーが促進されるために、シミやくすみの原因である
メラニンや老廃物を排除しやすくなり美白を促します。以上のことからもわかるように、金の糸の効果
は、肌が本来持っている力を甦らせて自然に若返らせていくというものなのです。この効果は、長期間
持続し、各国の研究者によると8年から12年、長くて15年だとも言われています。金の糸は、美容整形
で美しくなるというよりは、美容整形で美しくなるための基礎をつくるということなのでしょうね。
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